子供の矯正を始める時期

こんにちは。

そしがや矯正歯科の齋藤です。

子どもの矯正カウンセリングで、
学校などの歯科健診の際に、不正咬合を指摘されたけれど、
矯正治療をいつ始めたら良いか?という相談を受けることがあります。

矯正治療を始める望ましい時期に関しては、
患者さん一人一人の状態や症状によって変わってきますので、
小学生の時期から始める場合や、
中高生や成人なってから始める場合と様々ですが、
小学生のうちに矯正治療を始めるケースとしては 、
顎の成長発育を妨げるような歯並びや癖がある場合が多いです。
しかし、顎がバランスよく成長しているかどうかを、
ご家庭で判断することは難しいことです。
そのため、お子さんの歯並びや咬み合わせが気になっていらっしゃる場合には、
乳歯から永久歯に生え変わりが始まる7歳前後の時期に、
いちど矯正のカウンセリングを受けられることが、 望ましいと考えられています。

この時期にカウンセリングや検査を受けることで、
将来どのような歯並びや咬み合わせになっていくのかどうか、
子どものうちに、顎の成長の軌道修正を行った方がよいのかどうか、
すぐに矯正治療を始める必要性はないが、将来必要になる可能性が考えられる場合に、
どのぐらいの間隔で経過を診ていく必要があるのか、
などの判断をすることができます。

とにかく急いで子供の矯正を始めるということではなく、
顎骨の状態、噛み合わせの状態を検査したうえで、最適なタイミングを判断する、
ということが大切だということをお伝えできればと思います。

2016年AAO(アメリカ矯正歯科学会)

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こんにちは。
そしがや矯正歯科の齋藤です。

 
今年もゴールデンウィークにAAO(アメリカ矯正歯科学会)の本大会に参加してまいりました。
昨年はサンフランシスコ開催でしたが、
今年は、ディズニーやユニバーサルなどの
アミューズメントパークが好きな方にはお馴染みの、
フロリダのオーランド開催でした。

 
オーランドは緯度が低いため、気温が高く、
滞在中は30℃越えており、
大会からの前もっての連絡事項にドレスコードがあるのですが、
リゾートカジュアルになっていましたので、
参加者はリラックスした雰囲気でした。
会場の規模は、いつもながら大きく、
多くのドクターやクリニックスタッフが 大会に参加していました。
日本人のドクターは、 日本からの距離や乗り継ぎの事情か、昨年より少ない印象でした。

講演を聴いたり、
企業ブースなどを見せてもらったりしましたが、
昨年同様、新しいテクノロジーが浸透してきている感覚を感じました。

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移動距離も長かったこともあり、
その分休暇は短くなりましたが、
有意義な時間を過ごせました。