日本と海外の矯正治療に対する意識の違い

こんにちは。
そしがや矯正歯科の齋藤です。

今回は日本と海外の矯正治療に対する意識調査のご紹介です。
とてもシンプルな調査で、民間の調査会社が以前行ったものです。
アメリカ、中国、日本の各国で、 成人200人を対象とした調査です。

■ 矯正治療を受けたいと思う
・79.3%:アメリカ
・85.3%:中国
・54.2%:日本

■ 歯並びに関して矯正歯科医に相談したことがある
・67.5%:アメリカ
・74.5%:中国
・23.5%:日本

もともと歯並びが良くなく、不正咬合を持つ方の割合でいうと、
各国での差はそれほどないと言われていますが、
歯列矯正治療経験の割合は、 アメリカ50.0%、中国23.8%、日本21.3%、との報告もあり、
海外と比べて、日本人の矯正治療への意識の差があるように感じます。
いろいろな要因があると思いますが、
矯正治療の社会への浸透度合いが高くないが故に、
矯正装置が目立つのが嫌だという意識も要因の1つかなと思います。
審美ブラケット(透明な矯正装置)は一般的になってきていますが、
見えない裏側矯正(舌側矯正、リンガル)や、
マウスピース型の矯正装置(インビザラインなど)での矯正治療はまだまだ浸透していないのかもしれません。

そしがや矯正歯科では、患者さんの様々な要望に応えるよう努めています。
矯正治療を受けたいけれど、不安や心配もあって、など
小さなことからでも相談に乗れればと思っております。